その途中、親衛隊のリーダー、早坂 桜に会った。 私「(朝から嫌な奴にあったな)」 ぼんやりそんなことを考えていると、早坂に声をかけられた。 自慢の金髪をくるくるといじり、メイクしたパンダみたいな目で私を睨みながらこう言った。 早坂「あんた、また今日の放課後体育倉庫に来なさいよ?来ないとどうなるか分かるわよね?」 私「分かりました」 ちっ、ホント飽きないな。行かなくても同じだろうけど。 心の中で悪態をつき、 いつの間にか行ってしまった早坂の背中を軽く睨み、再び自分のクラスへ足を向けた。