君の気持ち

ピコーン
「私のこと知ってるの??」


そう返ってきた。

知ってるなんて言ったら引かれるだろうな……


そう思った俺は、

「知らなーい」

とだけ送った。


嘘です、本当は知ってます、みんな…!!


そう思ったけど、それは言わない、ずっと宮下には内緒な事だ。


そう言えば、今日の話は本当に明日実行するのだろうか、


俺は今日のみんなの話を思いだした。

何を実行するのかというと、さかのぼること数時間前、宮下の会話で盛り上がっていた部室でのことだ。


「なー、宮下とゆー名前は知ってんだけど、顔見たことねーんだよ俺。」

「あ、それ俺もだ。」

そういうやつが2,3人でてきた。


「あ?まじかよお前ら。」

「……あ!ならさ、明日の朝みんなで宮下さんの顔おがみに行かね?」


「お!それいいな、何回見てもやっぱり可愛いもんな、宮下さん。」


「それ俺も行く!」

「俺も!」

そう会話が進んで、みんなで行くことになった。


宮下とクラス一緒なやつは、

「まじかよお前ら…そんないっきに来られても困る。。」

とか言ってる奴もいた


でも、それはほか奴が、

「なに言ってんだよ!お前らは毎日見れるんだからいいじゃねーか!」

とか言ってフォローしていた。



…

明日、本当にいくんだな。

俺はそう考えながらいつの間にか寝ていた。


次の日の朝。


ゾロゾロ

みんながFの前にそろった。


Fの教室の中の人はなにがあったのかと言う顔をしながら教室に入っていく。


そりゃそうだろうな。。


宮下はもうすでに教室にはいってるらしい。

宮下も興味があるのかドアの窓からちょっと顔を出したりしていた。


「あれあれ!!宮下さん!やっぱりかわええわー。」


「うお、本当だ、めっちゃかわいい。」

みんながそう言っていた。


すると宮下は、自分の方に視線が行っているのに気づいたのか、一瞬不思議そうな顔をして教室のなかに行ってしまった。



なんか…ごめんよ宮下。

俺は何故かそう思った。