君の気持ち

「俺、市橋に宮下さんの連絡先聞こうかな…」

みんなが騒いでるなか、1人ぽつりとつぶやいた奴の声が聞こえた。


いやいや、そんなことはさせん。
俺が1番にもらってやる。


おれは何故かそう思った。まだ宮下のことなんか全く知らないのに、自分でもびっくりだった。


「なあ市橋、俺に宮下の連絡先教えて。」

おれはすぐ市橋に頼んだ。

「え?まあ、いいぞ。」

「まじ。ありがと市橋!」

「いいって未来のエースよ!」

市橋がそんなジョークを言う。

「何を言うお前もピッチャー志望だろ!」

おれはそう喝をいれた。


そしてその夜…

ピコーン
「こんにちは、F組の宮下です\( ¨̮ )/」

突然、そのLIMEは来た。


うおおおお、きたああああああ!

てか、なんであっちから?!
俺からびしっと送る気だったのに…


市橋の奴め……

まあでも感謝だな、ありがとう、市橋。


あ、返信しないと。

俺はどう返そうか悩んだすえに、

「こんにちはA組の高木です!」


そう、まったく同じ文で送ってしまった。

かっこわりー、俺。。

俺は自分に呆れた。