君の気持ち

それは、宮下と俺は中学の時に一回会っていると言うこと。


K中学である俺は遠征で何回もA中学に行っていた。

だけど、一回だけ、A中学のソフト部も練習試合をしていた


その時に、背番号6番をつけた宮下を俺のチームメイトが見つけて、可愛いと騒ぎになった。


みんなはまるで動物のように宮下に興味深々だったけど明らかに宮下は不快に思っていた。

だから、俺がK中学だと言う事を明かしてしまったら距離を置かれそうでこわかったからだ。


…だけど、いつまでも隠してるわけにはいかない。いつか知られてしまうことだもんな。


…帰ったら、宮下に伝えよう……



おれがそんな事を考えている間にも宮下の話は進んでいた。


「てかさ、宮下さんてどこの高校行ったん?だれか自分の高校にいた!ってやつおらんの?」


「あー、俺の高校だよ、宮下。」


俺がそう話すと…


「………」


沈黙かよ。


「……………はあ?!」



みんなが一緒に叫ぶ。


「なんだよもっと早く言えよ一輝!」


「わり。考え事してて…」


俺が笑いながらそう言う。


「やっぱ宮下さんは高校でもモテモテだろ?」


1人がそう聞いてきた。


「ああ、もうやべーぞ。とくに野球部からな。」



「やっぱりかー……」



「ちなみに俺、宮下とLIMEしてるー♫」


俺が自慢をすると…


「………………」



また沈黙。しかも今回はながい。



「はあ?!?!」


はい、そーなりますよね。


「まじかよ、ちょ、おまえ、教えろよ!」


「あ、ずる!俺も俺も!」



「いやいや。そんな簡単に教えれるか!」


「「ですよね〜」」


ワハハハ


全員の笑い声が響く。