麻友先輩と他愛話をしながらジャージに着替え体育館へ向かう。 体育館に近づくにつれ聞こえてくるバッシュの音とボールのバウンド音。 そして扉を開けると一気に視界に入るたくさんの女の子とユニフォーム姿の部員達。 はい、わたし小川莉世はバスケットボール部のマネージャーをやってます。 「あれ、小川、あの二人はどーした?」 「先生こんにちは〜 二人とも用があって遅れるそうでーす」 もちろん二人とは、ハルとショウのこと。