ずるずると引っ張っていく彼女。
ずるずると引っ張られ続ける介。
そして、よく分からないままついていくわたし。

「ちょ、止まって!!!!」

介が彼女を止めた。


「どうしたの?たすく?♡」

な、なに!?呼び捨てだとッ!!


「今日俺、彼女連れてきたんだ。」
そういうと介は私の腕をを引っ張り腕を組んだ。

「改めて彼女。」

「あ、、よ、よろしくお願いします、、」
なんとなくこれくらいはしないと。


すると彼女は呆然とした。
そしてやっと口を開いたと思ったら、

「え、たすく?ほんとに彼女?
だって、、、私の方がかわい((」

やめて!!それ以上言わないで!!!!
悲しくなる!!(泣

「ありえない、たすく。考え直して。
絶対私選んだ方が幸せだって!
この子より私の方がなんでもできる…」

「人のことよく知りもしないでそういう事言うなよ!!!!」

びっくりした。
介がこんなに怒鳴ってるとこなんて初めて見た。

「さなは人のこと貶すやつよりずっといいやつだよ。」

たすく……

そう言われるとその美少女は顔を赤くして
「でも!わたし、どうしてもその子たすくの彼女に見えない!!」

はぁー!まだ言いますか、全く。

「な、何いってんの、さなは俺の彼女なの!」

そーだそーだ!(仮)

「そ、そんなに言うならここでキスして!
そしたら彼女だって認めるわっ!」


はぁぁぁぁぁぁぁん!?