だけど告られた相手ってのは気になるものでましてや彼女だから

すごく気になっていた。俺が由衣に本気になるまではそう時間はかからなかった。

こうして今、高3の夏、由衣とディズニーランドに来ている。

俺は…とゆーかだいたいの男がこうゆう場は好きじゃないと思うが

由衣といられるならと思い仕方なく行くことにした。

「りょう!あれ乗ろ!!」

「由衣はえ~よ」

「りょうが遅いんでしょ!ほら!はやくー!」

こんな近くにいるのに由衣は大声で叫ぶ。

「わかったよ~」

女ってなんでこーゆーとこが好きなんだろうか。

女の性質かな。周りにも俺のようにダルそーにしている男が

たくさんいた。

そうして一日が終わりパレードもフェナーレを迎えていた。

「またこよーね!!」

「なんかめっちゃベタだな。」

「いーいーの!!」

「はいはい。また来ような。」

「約束だや!!」

「ぷっ!今、かむところか!?」

「たまにはかむの!かまない人なんていないよ~!」

「そーかあ?」

「そーだよ~てかてか!約束だよ!!」

「よくかまずに言えました~。」

「もお!ふざけないで!」

「わかってるって。約束だよ。」

「うん!絶対ね!!」

「おう!」

俺たちは幸せをかみしめていた。

あの日までは……