『死ぬなぁぁぁぁーーーー!!!!!』
そんな悲鳴のような叫び声が聞こえた気がした。
落ちている最中に上を見る。
そして目を見開いて驚く。
自分の後ろで叫んでいた人が自分と一緒に飛び降りているのだ。
ーーなんで!知らない人は巻き込みたくなかったのに!!
イラッとする凛。
しかし、このまま自分の自殺に付き合わせるわけにはいかない。
ーー使うしかないか……。人前では使いたくないのに……。
凛は空中でうまく体勢を変え、落ちてくる人の方へ向いた。
「はぁあ!!」
気合いを入れた声が空に響く。
落ちてくる人が空中でピタッと止まる。
そして勢いよく上へ吹っ飛んでいく。
『うあぁぁぁぁぁぁぁーー……!!!』

