【夢姫side】
「ゆーきっ!」
そういって、学校ついてすぐ抱きついてきたのは親友の花梨。
「おはよ~。花梨。」
「ねぇ、聞いてよ。また彼氏と喧嘩してさぁ。」
花梨は他校の彼氏がいてよく喧嘩してるんだよね。
まぁいつもすぐ仲直りしてすっごいラブラブなんだよねー。
「それはいいけどさぁ、夢姫も好きな人とかいないの?」
え、すっごい話逸れたよ。
まぁそれはいつものことだからいいけどさ。
「え?好きな人?そういうのまだいいって言ってるじゃん。」
確かに花梨見てると彼氏とかいいなーって思うときもあるけどさ。
「そうだけどさぁ。それにしても作らなすぎじ
ゃない?あ、倉田とかどうよ?」
そういった花梨の目線の先を追うと机に突っ伏して寝てる倉田くんの姿があった。