初めて秀の温もりを感じた後
気をとり直して
買い物に出掛けた

秀のバイクの後ろにまたがり
ぎゅっと抱き締める

秀の匂いがして
なんだか嬉しくなった

「どこいくのー?
てか秀メットは?」

渡されたのはまだ新しい
ピンクのコルク

「秀?これ未来の?」

「あぁ」
って然り気無く赤くなってる

未来のために買ってくれたんだ

なーんて言わずに
黙っておいた

さて出発!