ある昔、天界には様々な神がいた。
だが、その神の中で唯一神の役割もこなさず、怠けている女神がそこにいた。
その女神は「最後の女神、命(ミコト)」と
呼ばれている。
その女神、命が、何故最後の女神と言われたか、それは、命が唯一無二にして
最強の女神「Five Venus」の5人の女神の内で唯一生き残った女神だからだ。
だが、それとも違う名前の由来があった。
それは、この世で使える者はいないと言われる魔法が使えるからだ。
そして、その魔法は「史上転変」(シジョウテンペン)
と、言われている。
その魔法は、この世の如何なる歴史も、
如何なる摂理も全て覆してしまう魔法。
だからこそ、どれだけ怠けていようと
誰もが彼女が怒るのを恐れ、何も言ってこない。
そんな状況に女神は喪失感を抱いていた。
そして、女神は思いついたのだ.........。
「どうせ暇なのだ。どうせなら、歴史の
一つでも変えてみるか。」と。
〜とある天界〜
あー、暇だの〜
天界は暇過ぎて嫌じゃ!
何か面白ことがあるいいのだが.........はぁ、
どうしたものか.........。
折角「史上転変」の力もあるというのに.........
『そうだ!その力があったわ!
どうせ退屈なのだ、この力を使って
歴史を変えてみるかのう。』
そうと決まれば、即実行じゃ!
.........って、行き先を決めいないではないか
早く決めなければ.........どうしたものか。
(雑誌を漁り中)
ん?新選組?
なんじゃそれは。
む、む、む?
ハハッハハッハハハハハハハなんじゃこれは!
こんな面白い生き方をした奴等見たことがないぞ!
しかしなんとも悲惨な最後じゃ。
よし!
ここにするか!
えーとここは、江戸時代末期1853年位の
京都か。
では、行くとするかの。

