「…ねえ。ラフはさ」 ピピンが、考えながら話すみたいに 声をかけてきた。 「うん?」 「どうなりたいの? 結局どうしたいの?」 「どういうことだ?」 そう問うと、ピピンは 俺の顔を真っ直ぐに見た。 「ニコと喧嘩したいの? それとも、その思いを隠したいの? 今まで通りがいいの? 前進したいの? 一緒にいたいの?離れたいの?」 一息で言い切られた言葉。 聞いた瞬間、息が止まるかと思った。