ピエロ




「…コ…、ニ…、…ニコっ!」


「えっ?」


どうやら耳元で何度も呼ばれていたらしい。

というか、叫ばれていた。


「『えっ?』じゃねぇよ。

もう授業終わったぞ?大丈夫か?

ボーッとして…。何度も呼んだのに。」


レイに顔を覗き込まれる。


そんなにボーッとしていたのか…。