そして次の日の数学。




私はその時間だけ

いつもより特別な気持ちで溢れる。




なんだか黒乃くんのノートに

落書きしてるみたい。





なんて思いながら

黒乃くんの真似してノートに



”おなか すいたー”



って書いた。





そしたらそのすぐ後に




「!!」



黒乃くんが振り向いた。