小5 三学期


習い事や母親のことでバスケまで窮屈になってくる


フラストレーションが溜まってくる


クラブの時、ミニゲームをやっている最中のこと


しつこくディフェンスしてくるモブにイラッとする


『…ヤッチマエヨ…』


という低く主人公を誘うかのように言ってくる声が聞こえた


さりげなく手が出る主人公


ラフプレーは審判、もとい先生には見えなかった


痛がるモブ男


そんなモブを見てなんとも言えない快感が襲い口元が上がる主人公


ハッとする主人公


それを見た他のモブが胸ぐらを掴みかかる


「お前、何笑ってんだよ!!」


「花宮最低だな!!」


「もうバスケやめろよ!!」


「アイツの時も演技してたんじゃないの?」


と罵声を浴びる



心の中で転校生に言う


因みに転校生は病院


『俺、お前の分までバスケやるって約束してたのに…もうやる資格ねぇや…ごめんな?…』


主人公はバスケを辞めることを決意した


ミニバスもクラブも辞める


ミニバスを抜けた事を伊月には言ってない