たどり着いたのは、川沿いに
散歩コースの続く景色が素敵な場所だった。


はい、と言って雅春さんが手を差し出したから、その手に添えるように触れると優しく握り返された。


手を繋いでも違和感はなかった。


外気の肌寒さで手の温もりが
一層強く優しいものに感じられ、
少し幸せな気持ちになっていくのを感じた。


周りの人からみたら
恋人にみえてるのだろうか。


そう思うと、不思議な感じがした。