フロアに行くと、チャラ男をが接客からちょうど帰ってくるところに遭遇した。
こちらに向かって歩いてくると、
「う~ん、なかなか良し♪」
私のウェイトレス姿を下から上まで見るとそう言った。
「ちょっと、いい加減にしてよね!
コレどういう状況か説明してよ!」
昨日からわけがわからな過ぎて目の前の男を睨みつけた。
「だから~、手が足りないって言ったじゃん。
今日一日、手伝ってよ、難しいことないからさ。」
あまりにも悪びれもなく言うので
なんだか間違ってないのに私のほうが間違ってる気がしてくるくらいだった。
「お客さんに呼ばれたら、注文聞いて、この紙にチェックと数書いて、
厨房に持ってけばOK! ね、簡単でしょ?」
・・・完全に相手のペースだった。
「商品も多くないからさ、あ!お客さん呼んでる!GO!!」
そう言って私の肩をつかみ呼んでいるお客さんの方を向かせると
軽く押し出すように肩を押した。
もうやり過ごすしか道はないみたい・・・。

