きずな


「優愛禰…」


『…髪の毛濡れてる』


「ヤッパリ落ちつく」


『髪の毛』


「もぉ俺ら結婚するか」


『……まだ店してたい』


「お互いが30になったらするか」


『30まで店してたくない』


結婚とかその前に付き合ってもいないのに

どうしてこんなアホなことをぺらぺらぺらぺらと…

さっきから髪の毛に顔をうずめたり
首筋を舐めたり…

私はいまヨーグルトを食べようとしていたのに。


「ひざまくらして」


『勝手にしなさい』


ソファに座りTVをつけながらヨーグルトを食べる

膝の上には太壱の頭…

はっきり言って邪魔だ

だが気持ちよさそうに寝ているようなので放置することにした

ぼーっとしていれば

いきなり目をあけた太壱がムクっと起きて何をするのかと思えば

フレンチキスをしてきた

そして、また私の膝の上でねるのだしばこうと思ったのに

眠気が襲ってきたので寝室に向かうため太壱を頭からどかす

もちろん起きてついてきた


枕が2つ天蓋が付いている大きなベットで

太壱は私を抱きしめながらねる


「優愛禰…ちゅして」


『ねる』


「えぇええばかぁあ」


毎日この時間が唯一幸せを感じるのだ。