つきあかり





「今日はありがとうございました。」

「ん、」

「…えっと。」

「?」

「明日、学校来ますか?」


突然の話に一瞬思考が止まる。
学校…まあ行っとくか。



「あー…うん」


何時に行くかは分からないけど。そんな言葉を心の中で呟く。



「じゃあ、廊下で会ったりしたら…あ、挨拶くらいはしてもいいですか?」

「……」

「あ、えっと……」

「うん」



顔を赤くして一生懸命口に出す彼女を見て、うん。しか言えなくなった俺。



「よかった。じゃあおやすみなさい。また明日」

「ん」



パタリとドアの向こうに消えていった彼女を目で追いながら、俺の顔は赤くなっていた。