学生はもう家で大人しくしているはずの時間 俺らは昼間通った路地裏にいた。 「よお、シュウ」 「シュウ、今日うまい酒あるから来いよ」 「シュウー、可愛い子紹介してくれー」 昼間とは打って変わって騒がしく艶やかな路地裏。 これが夜の姿 俺に話しかけてくる奴らを 適当にかわしつつ 俺はいつもの店のいつものソファへと座るため足を進める。