自分の教室に着くまで続くその甲高い声に若干苛立ちを覚えながら
俺は自分の席に座った。
そのとたん、ガタン、とデカイ音を出して俺の向かいの席に座る橘花。
「シュウ、なんで学校来ねーんだよ。オレら毎日ここ来てんのによ」
「別に…めんどくさい」
「けっ、んだよそれ」
それにしても、久々に学校来たな。
てかここ、冷房効いてて過ごしやすい。
そう思いながら俺は寝る体制に入る。
「おい、シュウー、お前来てそうそう寝るとか猫かよ。寝るんだったら今からあいつらに会いに行こうぜ」
「……」
“あいつら”と言うのは、この学校の問題児。俺と橘花みたいなのがあと3人いる。
そいつらとは高校入ってその日に同じ匂いを感じ、仲良くなった。


