学校に着いた時には、もう昼休みが終わりそうな時間になっていた。
「おーい!おせーよ!」
俺が校門をくぐると同時に校舎から身を乗り出して叫ぶ橘花。
「……」
その言葉を合図に校舎から身を乗り出す学校の女子たち。
静かに登校させてほしい。
学校の女子は厄介だ。
俺が学校に来たとたん甲高い声を俺に向かって放つ。
うるさいし、うるさいし、うるさい。
そんな女子とは反対に、
嫌そうな顔を俺に向ける学校の男子。
お前が来ると勉強に集中できない。と男子どもによく言われる。
女の甲高い声をお願いしたことはないのに、俺のせいだ。


