つきあかり





「あー!シュウー!」


高い声で自分の名前を呼ばれ
眉をひそめながらもその声のほうに顔を向ける。


そこにいたのは露出の高い服を着た女だった。


「シュウ!こんな時間にここ来るなんて珍しーい、ひまなの?」


そう言って自分の腕を俺の腕に当たり前のように巻きつける女。


「おう、シュウ」


その女の後ろから、さらにもう一人俺に声をかけてきた男。


「どうした?そんな制服でぶらぶらしてっと警察に見つかんぞ?」


そう言いながら俺にほい、とタバコを渡すと、自分はすぐに火をつけて紫煙を吐き出す。


「んー」


俺は「ひま」と言うのもなんだかめんどくさくて曖昧に返事をする。