好きになった理由


「ついたよ。ここ。」

そう言って連れてこられたのは学校からそんなに遠くないカフェ。

辺りは静かで落ち着いてて中の雰囲気もいい感じ。

たしかにここなら集中できそうだ。


「なんか飲む?」

「うーん。じゃあオレンジジュース!」

「ぷっ。子供かよ。」

クスクス笑う圭介。
仕方ないじゃん。あたしコーヒーとか飲めないしオレンジジュース美味しいし。

店員さんを呼んでオレンジジュース2つと注文する圭介。

えっ。

「ちょっと、自分だってオレンジジュース頼んでるじゃん!」

「久しぶりに飲んでみたかったんだよ。」

さっきバカにしたくせにーっ。

むーっと少し拗ねてみる。

そんなあたをしみてごめんごめんといって笑顔を見せる圭介。

あたし圭介のそういうとこ嫌いじゃないかも。
むしろ好きかも。

ってあたし何思ってるんだか。

ちがうちがう。決してすきなんかじゃ。