好きになった理由


圭介と並んで歩いて玄関まで向かう。

「あ、そういえば圭介は何か部活はいるの?」

「俺?俺は入らないかな。夏陽は?」

「あたしもいいや。」

圭介が入らないならいい。そう思ってしまった。

「夏陽運動とか出来なそうだもんな。」

そう言っていたずらそうに笑う圭介。
たしかにあってるけどさ、絶対バカにしたよね。

「うっ。たしかにそうだけど…。圭介は中学のとき何部だったの?」

「バスケ。」

「バスケかぁ!かっこいいね!」

圭介がバスケするところ想像できる。絶対かっこいいもん。

身長も高いしね。

「そんなたいしたことねぇよ。」

あれ?ちょっと照れてる?
顔赤くなってるような。

「圭介がバスケするところみたいなー。今度見してよ!」

「今度な。シュート入ったらジュースおごれよ?」

今度見せてくれるのかな。楽しみだ。
なんかこういうのを青春って言うのかな。