好きになった理由



「はい。じゃあ明日公式の豆テストするからしっかり勉強するように。」

えーーー。

「えーじゃないの。おわります。」

きりーっ。れいっ。


えー明日テストとか、さっきの公式全然わからなかったしどうしよ。

数学の先生鬼だ〜。

誰かに教えてもらおうかな。永夏とかわかるかな。

「永夏、さっきの公式わかった?わかるなら教えてくれない?」

「さっきの?だいたいわかるけど教えるとこまでは行かないかも。」

ごめん!と手をあわせてくる永夏。

そっか〜。どうしよう。

「あ!でも圭介が教えるの上手かも!ちょっと圭介!夏陽に数学教えてやって!」

そういって圭介に声をかけてくれた。
意外にも永夏とあたしと圭介と亮くんは席が近い。

特にあたしと永夏は隣同士だ。