ピピ…

「うう…うるさい…」

私はそう呟いて、ベットの上の棚のニワトリ型の目覚まし時計を押した。

「お姉ちゃん!!起きて!!」

バンっと私の部屋のドアを勢いよく妹の心愛(ここな)がそう言った。

はいはい今起きますよ…

私の名前は尋常保奈美高校2年生。

「起きて!!制服に着替えて、顔洗って、髪整える!!」

心愛は私よりしっかりしている。

一つしか変わんないのに…

私は布団からしぶしぶでると10分後。

制服に着替えてもう準備バッチリOK!!

いってきまーす。と言うとリビングに行くとお母さんが、フライパンを持った状態で、たっていた。

なんかおかしい…パッとテレビをみると。

嘘…テレビ止まってる…

窓をみるとカラスが羽を広げた状態で空中にいる。

「お姉ちゃん!!外!!」

心愛に言われて外に出るとすべて止まっていた。