えっ!二人乗り~!? 「早く乗れ!」 「はい……」 私は諒ちゃんに脅されながら後ろに乗った…が…… ……これって…どこをつかむべき…? そんなことを考えていると… ――ガタンッ!――― 突然、体が飛び跳ねた。 「わっ!」 私はとっさに諒ちゃんの制服の裾をつかんだ。