「てか、今何時なの?」




「え?6時だけど」




はぁ!?6時~!?まだ全然時間あるじゃん!

(私は基本、限界まで寝るタイプだ。)





「じゃ、私に寝るね~」



諒ちゃんにそう言って私はベッドに戻ろうとした。

が……




「何言ってんだよ!?今日は記念すべき高校デビューの日だぞ!?」




はぁ~、それね。



諒ちゃんは最近、やたらと「高校デビュー」と言ってた。「高校」がそんなに楽しみなのかな?と思っていたが……


まさか朝来るとは……