「あっぶね!お前ちゃんとつかんどけよ!」 「ご、ごめん…」 そう言いながら諒ちゃんは私の腕をつかんで、自分の腰に回した。 ―これは、かなりヤバイ…諒ちゃんの背中に私の体が密着して、すごくドキドキする… 諒ちゃんにこの胸の音聞こえてないかな…? 心なしか、諒ちゃんの背中は暖かくて、諒ちゃんも緊張してる…?なんて思ってしまった。