朝貴が弁当箱を開けると、
「おっ、またレパートリーが増えたんじゃないか?」
そう言ったので、藤本は弁当箱を覗き込んだ。
2段式の弁当箱の1段目はふりかけがかかったご飯、2段目はたまご焼きとこんにゃくの煮物とささみのフライとプチトマトだった。
たまご焼きは焦げてしまったのか、黄色と言うよりも茶色っぽい色をしていた。
「ささみのフライは武人が作ってくれたんだけどな。
まだあたしには揚げ物はさせないって」
そう言った夕貴に、
「まあ、素人が揚げ物をするのは危険だって言うからな」
朝貴は割り箸を取り出した。
「静絵さんは今日はきてないの?」
そう聞いてきた夕貴に、
「夕方にくるって。
昼は友達とショッピングに出かける約束があるそうだから」
朝貴はたまご焼きを口に入れた。
「うーん、もう少し濃いめな方がいいかな」
それまでジーンズのポケットに入れていたスマートフォンが震えた。
「おっ、またレパートリーが増えたんじゃないか?」
そう言ったので、藤本は弁当箱を覗き込んだ。
2段式の弁当箱の1段目はふりかけがかかったご飯、2段目はたまご焼きとこんにゃくの煮物とささみのフライとプチトマトだった。
たまご焼きは焦げてしまったのか、黄色と言うよりも茶色っぽい色をしていた。
「ささみのフライは武人が作ってくれたんだけどな。
まだあたしには揚げ物はさせないって」
そう言った夕貴に、
「まあ、素人が揚げ物をするのは危険だって言うからな」
朝貴は割り箸を取り出した。
「静絵さんは今日はきてないの?」
そう聞いてきた夕貴に、
「夕方にくるって。
昼は友達とショッピングに出かける約束があるそうだから」
朝貴はたまご焼きを口に入れた。
「うーん、もう少し濃いめな方がいいかな」
それまでジーンズのポケットに入れていたスマートフォンが震えた。



