Is you is or is you ain't my baby?

その頃。

「あー、またきた」

毒づくように呟いた後、スマートフォンを手に取った。

「お仕事は何をされているんですかって、ほとんど仕事していないようなものなんだけどなあ」

櫻子はやれやれと言うように息を吐くと、メールを作成した。

『そう言うのは会った時にお話をしませんか?

日時はいつでもいいので、エンペラーホテルの近くにあるスタバでお待ちしています』

送信。

「さて、と」

カチャカチャとキーボードを動かして、計画を進めた。

「もう少しで終わりそうだわ…。

待っててね、お兄さん。

あなたが真っ逆さまに転落するのも時間の問題よ」

櫻子はそう呟いた後、ニヤリと口角をあげた。