Is you is or is you ain't my baby?

自分の仕事が忙しかったのはもちろんのことだが、今日まで櫻子の連絡がなかったのだ。

(俺、何か悪いことしたのかよ…)

手応えを感じた様子の彼らに対し、藤本は提案に参加したことを後悔していた。

「では、お相手を変えましょう。

次のあなたたちのお相手は、今目の前にあるカクテルの色を見てください」

そう言った伊知地に、
「えっ?」

彼らは目の前に置いてあるカクテルに視線を向けた。

カクテルはキレイな色をしていた。

「俺は青だ…」

そう呟いた藤本に、
「同じだ」

そう答えたのは小梅である。

見ると、小梅の前に置かれているカクテルの色は青だった。

「私はオレンジだわ」

そう言った英恵に、
「僕もです」

北大路がオレンジ色のカクテルが入ったグラスを見せた。