Is you is or is you ain't my baby?

「とりあえず、『エンペラーホテル』の近くにあるスターバックスで待っていればいいのか…」

そう呟いた後、英恵は京極の顔を頭に浮かべようとした。

「どうしよう…」

英恵は呟いた。

「京極さんの顔、全然覚えてない…」

英恵は頭を抱えた。


その日の夜。

「お疲れ様でしたー」

京極は仕事を終えると、会社を後にした。

スマートフォンで時間を確認すると、18時50分を差していた。

待ち合わせの時間である19時30分には間にあいそうだ。