「それで、これからどうする?
どこかに出かけるか?」
そう聞いてきた藤本に、
「どこかへって、どこへ出かけるんですか?」
櫻子は聞き返した。
「えっ、いやー…」
櫻子の質問に藤本は困ったように呟いた。
(当たり前だけど、夕貴と違うな)
1回だけ、夕貴につきあって藤本は一緒に出かけたことがあった。
彼女と一緒に出かけたところは博物館だった。
確か、『江戸の悪展』と言うイベントが開催されていたような気がする。
それまで夕貴のことを体育会系女子――実際、彼女は中学高校時代はバレーボール部に所属していた――だと思っていたが、大学時代は日本史――特に江戸時代――を勉強していた、いわゆる“歴女”の一面があったことに藤本は驚いた。
どこかに出かけるか?」
そう聞いてきた藤本に、
「どこかへって、どこへ出かけるんですか?」
櫻子は聞き返した。
「えっ、いやー…」
櫻子の質問に藤本は困ったように呟いた。
(当たり前だけど、夕貴と違うな)
1回だけ、夕貴につきあって藤本は一緒に出かけたことがあった。
彼女と一緒に出かけたところは博物館だった。
確か、『江戸の悪展』と言うイベントが開催されていたような気がする。
それまで夕貴のことを体育会系女子――実際、彼女は中学高校時代はバレーボール部に所属していた――だと思っていたが、大学時代は日本史――特に江戸時代――を勉強していた、いわゆる“歴女”の一面があったことに藤本は驚いた。



