Is you is or is you ain't my baby?

「こっちおいで、少し休もうよ」

北大路の声に、
「はーい」

櫻子は返事をすると、彼らのところへ駆け寄った。

「ハッピーバースデー!」

パン!

パン!

パパン!

駆け寄ったのと同時に、櫻子の目の前を色つきの紙吹雪とテープが舞った。

「えっ…?」

突然のことに訳がわからなくて戸惑っていたら、
「アッキー、誕生日おめでとう」

鳴らしたばかりのクラッカーを手に持っている彼らに声をかけられた。

「誕生日って…」

櫻子の誕生日は6月22日である。

誕生日はとっくに終わっていると言うのに、一体どう言うことなのだろうか?

戸惑っている櫻子に、
「驚いた?」

北大路が声をかけてきた。