「遠いところを、そのうえ自らの予定を投げ出して檍さんに会いにきてくれたじゃないですか。
だから檍さん、私のような柄の悪いヤツよりも彼らと仲良くした方がいいと思いますよ。
仲間や友達は、お金よりも大切な一生の財産なんですから」
櫻子の目から、涙がこぼれ落ちた。
「――わかったわ」
櫻子が言った。
「もうこんなことをするのはやめるわ」
そう言った櫻子に、その場は歓声に包まれた。
「ただし」
その歓声を止めるように、櫻子は言った。
それまで蚊帳の外だった松永に視線を向けると、
「会社は売ってもらいます」
と、言った。
「なっ…!?」
訳がわからないと言う顔をしている松永に、
「あなたのその心ない行動のせいで、どれだけの人たちが傷ついたと思っているんですか?
その中には唐澤さんの家族のように自殺をした人や人生をめちゃくちゃにされた人だっていたはずです。
あなたにはその償いとして、会社を手放してもらいます。
証拠も充分にそろっていることですしね!」
櫻子は論破したのだった。
だから檍さん、私のような柄の悪いヤツよりも彼らと仲良くした方がいいと思いますよ。
仲間や友達は、お金よりも大切な一生の財産なんですから」
櫻子の目から、涙がこぼれ落ちた。
「――わかったわ」
櫻子が言った。
「もうこんなことをするのはやめるわ」
そう言った櫻子に、その場は歓声に包まれた。
「ただし」
その歓声を止めるように、櫻子は言った。
それまで蚊帳の外だった松永に視線を向けると、
「会社は売ってもらいます」
と、言った。
「なっ…!?」
訳がわからないと言う顔をしている松永に、
「あなたのその心ない行動のせいで、どれだけの人たちが傷ついたと思っているんですか?
その中には唐澤さんの家族のように自殺をした人や人生をめちゃくちゃにされた人だっていたはずです。
あなたにはその償いとして、会社を手放してもらいます。
証拠も充分にそろっていることですしね!」
櫻子は論破したのだった。



