訳がわからないと言う顔をしている櫻子に、
「俺が弟と妹のようにかわいがっている、って言う意味だよ」
藤本が答えた。
「ああ、そうですか…」
櫻子は呟くように答えた。
「今年の夏だけど、結婚することが決まったんだ。
店は今月からオープンしたけど」
藤本は花瓶を戻すと、キッチン用品の方へと足を向かわせた。
「朝貴は夫婦茶碗、夕貴はエプロンがいいかな…」
ブツブツと呟きながら悩んでいる藤本の姿に、
「――彼らのこと、大切にしているんですね」
櫻子は呟いた。
その呟きが聞こえたと言うように、
「ああ、大切だよ。
大切な弟と妹だよ」
藤本は言い返した。
「俺が弟と妹のようにかわいがっている、って言う意味だよ」
藤本が答えた。
「ああ、そうですか…」
櫻子は呟くように答えた。
「今年の夏だけど、結婚することが決まったんだ。
店は今月からオープンしたけど」
藤本は花瓶を戻すと、キッチン用品の方へと足を向かわせた。
「朝貴は夫婦茶碗、夕貴はエプロンがいいかな…」
ブツブツと呟きながら悩んでいる藤本の姿に、
「――彼らのこと、大切にしているんですね」
櫻子は呟いた。
その呟きが聞こえたと言うように、
「ああ、大切だよ。
大切な弟と妹だよ」
藤本は言い返した。



