Is you is or is you ain't my baby?

小梅は特に気にしていない様子で、ニコリと櫻子に向かって微笑みかけた。

妖しさを含んだその笑顔に、櫻子は自分が彼女に落ちそうになったことに気づいた。

「私はダイダイかな。

頭がいいから話もよくわかるし」

小梅はフフッと妖しく笑った。

「あっ、ちょうど分かれましたね。

わたしは京やんさんが気になっているんです。

気さくでおもしろい人だなって」

英恵ははにかんだように笑うと、シフォンケーキを口に入れた。

「なるほど、よくわかるよ」

小梅は納得したと言うように首を縦に振ってうなずいた後、コーヒーを口に含んだ。

それから窓の外に視線を向けると、
「残り3ヶ月か…」
と、呟いた。