「えっ、京やんはライターが気になるの?」

驚いた様子で聞いてきた北大路に、
「あの色気、マジでヤバいっすよ!

いかにも大人の女って感じで!」

京極は興奮したと言うように答えた。

「ハナちゃんもアッキーももちろん個性はあると思いますよ。

でもあの3人の中ではライターが1番かな、なんて」

イヒヒと、京極はアニメに出てくる悪人よろしくと言うように笑った。

「だから後3ヶ月、ライターを口説きたいなーって。

もちろん、みんなともっと仲良くしたいけど」

そう言った京極に、
「そうか、後3ヶ月か…」

藤本が思い出したと言うように呟いた。

「6月になったら、僕らは誰と結ばれているんだろうね」

北大路が言った。