Is you is or is you ain't my baby?

「ちょっとぼんやりしていたんだ。

心配をかけてごめんね」

笑いながら言った北大路に、
「そうですか」

藤本は返事をすると、カクテルを口に含んだ。

「こんばんは、だいぶ春らしくなってきましたね」

伊地知がカウンターに現れて、声をかけてきた。

「もう3月だって。

この間まで1月だと思っていたのに、時間が経つのは本当に早いね」

そう言ったのは小梅だ。

「もう3ヶ月なんですね。

約束の半年がようやく半分になりましたね」

英恵も同意をするように言った。

「今のところの進展は特にないけど、みんなと仲良くはなれたんじゃないか?」

そう言った京極に、みんなは同意をしたと言うように首を縦に振ってうなずいた。