Is you is or is you ain't my baby?

「無理して話をしなくてもいいから。

君のペースで話をしていいから」

そう言った北大路に、
「…お願いします」

櫻子は呟くように言った。

「じゃあ、また明日と言うことで。

ああ、それと…」

北大路は白衣のポケットから何かを取り出すと、テーブルのうえに置いた。

「診察券。

これを受付のスタッフに見せれば納得してくれるから」

そう言った北大路に、
「ありがとうございます」

櫻子はそれを受け取った。

「じゃあ、明日の17時に」

「ありがとうございました」

北大路と櫻子は頭を下げた。