「…あははははははははははははははははははははは」 「沙紀…?」 俺は 俺は気がついた。 「まさかお前…本当に…」 沙紀が包丁を手にした。 笑っていた。 永遠に笑っていた。 嬉しそうに笑っていた。 嬉しそうに? 悲しそうに。 悲しそうに…。 「死ぬな!おいやめろ!!」 グサリ 「あ……あ…あぁ……」 声が漏れた。 意識していない、むしろ声なのかどうかもわからない呻き。 俺の中の呻き。