雅人が、私を家まで送ってくれた。
それも雅人の小さな愛。
雅人は私を愛してくれてる。
どんな女と一緒に行動してようが、私の彼氏なの。
だから絶対、許さない。
雅人は私のものだから。
他の女に指一本触れさせない。
他の女と一言も話させない。
絶対に守り抜く。私の未来のために。
私の未来は、私と雅人しか輝いていない。
「雅人…ごめんね」
心の中で何度も謝った。
自分がしたこと、今日してしまったこと。
死にたい。
率直に、唐突に思った言葉。
それが、まさか雅人の気持ちまで揺らがすなんて。
ごめんなさい、雅人。