週に一度ある視覚障害に関しての集まり
僕はできるだけ毎週参加していた

、というのも
お互い話をすることも楽しみではあるけれど
一番の理由は君に会うことであって


「れい君、また来てくれたんだね!」

「うん、暇だったから」

「ふふ、いっつも暇ね?」

その明るい声で僕の名前を呼んでくれるのは
青海さんという人

またあの癒される声で
またあの香りを身につけて
僕に優しく接してくれて

でもどんな顔をしているのかはわからない
きっと可愛い顔をしているのだろうけど

あ、それと



僕の好きな人