よし、がんばれあたし。


言うのよ。


3...2...1...


っしゃあ!!!


『シグ!!!明日放課後迎えに行くから!!!』


「...は?」


シグが言葉を発した時にはもう雫は目の前にいなかった。


『ふぅ~。言えた。』


あたし頑張った。


たいちゃんからのメッセージを見てから布団に潜り込んだ。