「ちっ!!」
「...消えろ」
「っ...くそっ覚えてろっ!」
シグの鋭い睨みにビビったのか男は捨て台詞を吐いて走っていった。
「雫っ!何もされてないよなっ!?」
『え、うん。大丈夫だよ?』
「焦った...。もう俺、雫から離れない。何かあったら困るし。」
あたしを心配して言ってくれてる言葉だってわかってるけどちょっとドキってした。
『あ、ありがと...。』
「服も下着も買ったし、もう終わりだよな。」
『うん!レンタル屋さんとスーパーに寄って帰ろうっ!』
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