辛そうに、悲しそうに「にゃー」と鳴く。
そんな子猫を見て撫でてあげたくなった。
触ろうとしたとき白いものが横切って手に鋭い痛みを感じた。
『っ!いたっ』
白いものは大人の猫で親だと一目でわかった。
あたしを威嚇した後、子猫に近寄って
大切そうに愛おしむように体をくっつけ寄り添った。
そして、顔をペロペロと舐めた。
その光景を見た後、あたしはコンビニに駆け込んで猫缶とミルクを買った。
親猫も子猫も見るからに痩せていて今にも倒れそうだったから。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…