そんな時ネロとビアンが何かを察知したように擦り寄ってきた。


「にゃー」


二匹の行動であたしは少し落ち着いた。


『...少しお話しようか。』


そう言ってビアンを抱き上げてリビングへ向かった。


シグもネロを抱き上げてこちらへ来た。


『ミルク、飲むでしょ?』


2つ、コップを持ってソファーに座った。


シグがミルクを飲んだのを見て話しかけた。


『落ち着いた?』


「うん、ごめん。」


『...あたしこそ。』