きっと俺が苦しんでいる時に助けてくれたのは雫。


でも、もうお別れだよ。


俺は、ここにはいられない。


...俺は、罪を背負わなきゃいけない。


幸せになっちゃいけないんだよ。


ごめん。


...ごめん。





そっと、雫の頭を撫でて...ありがとう、と一言だけ呟いた。


そして布団からゆっくりと出た。